新幹線の切符は、インターネットから申し込むとリーズナブルです。
その代表格でもある「えきねっとトクだ値」は、群を抜いて割引率が高いです。
JR東日本のみと、区間は限られますが、利用しない手はないです!
本記事では、えきねっとトクだ値の割引率についてご紹介しています。
えきねっとトクだ値の割引率は最大50%引き!

えきねっとトクだ値 引用元:えきねっと公式サイト
えきねっとトクだ値は、列車や座席数、区間が限定された割引チケットです。
基本的に、乗車券と特急券のセットになります。

えきねっとトクだ値 引用元:えきねっと公式サイト
- えきねっとトクだ値(割引率:5~20%引)→乗車日当日の1時50分までの申込み
- お先にトクだ値(割引率:25~35%引)→乗車日13日前の1時50分までのお申込み
- お先にトクだ値スペシャル(割引率:50%引)→乗車日20日前の1時50分までのお申込みで半額
- えきねっとトクだ値特急券のみ(割引率:最大35%引)
割引率は、最初から列車ごとに設定されています。
「トクだ値10」とか「トクだ値35」などの表示の数字は、割引率を表しています。
つまり、「トクだ値10」だったら、10%割引ということです。
「えきねっとトクだ値」の割引率を味わうべく実際に申込みしてみた!
えきねっとトクだ値は、往路、復路と別々に片道ずつ購入します。
往復を利用する上での特典や優遇などは特にありません。
それでは、東京から青森までのチケットを購入した時の申込方法を見てみましょう!
えきねっとへ会員登録をし、ログインするところから始まります。

えきねっとトクだ値で新青森までの申込方法
えきねっとトップから、乗降駅・日時・人数を入力し、列車を検索します。

えきねっとトクだ値で新青森までの申込方法
入力した条件を満たす経路の候補が表示されるので、「えきねっとトクだ値」が設定された経路を選択します。
「きっぷ・座席の種類選択へ進む」ボタンを押してください。

えきねっとトクだ値で新青森までの申込方法
新幹線区間での「えきねっとトクだ値」は、「新幹線eチケットサービス」限定商品なので、きっぷの種類は「新幹線eチケット」を選択してください。
その後、きっぷ・座席の種類を選択するページで、「えきねっとトクだ値」商品を選択してください。

えきねっとトクだ値で新青森までの申込方法
同じように、復路の列車も予約します。

えきねっとトクだ値で新青森までの申込方法
「〇」欄は、まだ予約できる席なので、お好みの座席を選択して「決定」を押します。

えきねっとトクだ値で新青森までの申込方法
支払い方法は、今回はクレジットカードにしました。
内容を確認後、「この内容で確定」を押し、申し込み完了です。
えきねっとトクだ値の割引率以外にメリットやデメリットが存在する
新幹線のチケットをかなり安く買えるえきねっとトクだ値ですが、メリットとデメリットの両方が存在します。
まずは、デメリットからご紹介します。
デメリット&注意点
安く済ませるためには、これらのデメリットを克服しなければならないのかも知れません。
都内・市内も別途運賃がかかる
通常、新幹線のチケットを買うと、都内や市内の移動は新幹線代に含まれているものですが、えきねっとトクだ値の場合、別に運賃がかかります。
eチケットなどのスマホで改札を通った場合、それに気づかないこともあるかと思うので覚えておいてください。
自由席は予約できない
えきねっとトクだ値で安く買えるのは、指定席のみです。
えきねっとで自由席券を買っても割引なしです。
乗車券と特急券はセット
えきねっとトクだ値では、乗車券と特急券がセットになっています。
メリットにもなりうることですが、切り離すことはできないし、乗車券の区間を変更したりすることもできません。
途中下車不可
えきねっとトクだ値は、途中下車したらその時点でアウトです。
その先のチケット分は無効になります。
利用できる区間が東日本のみ

えきねっとトクだ値の利用エリアときっぷ受取りエリア 引用元:えきねっと公式サイトhttps://www.eki-net.com/top/jrticket/guide/uketori/
えきねっとトクだ値が利用できる区間は、ざっくり言うと東日本のみです。
チケットの発券も、JR東日本のエリアのみですのでご注意ください。
発売数が限られるため早い段階から予約しないといけない
早めに予約しなければいけないので、行き当たりばったりで買えるチケットではありません。
前もって、きちんと旅行に計画を立てておく必要があります。
きっぷ受け取り後の変更ができない
通常の新幹線ならば、1回~何回でもと、路線によっては変更が可能となりますが、えきねっとトクだ値は、きっぷ受取り後の変更は一切できません。
なので、1本ずらす、などということはできません。
前述しましたが、自由席の利用もできないのでご注意を。
乗り遅れたらアウト
ただし、乗車券はそのまま使えますので、特急券を再度購入することになります。
これは結構高くつきます。
キャンセル料がめちゃ高い
えきねっとトクだ値では、きっぷ受取り後にキャンセルすると、割引率分の手数料がかかってしまいます。
つまり、トクだ値25のチケットをキャンセルした場合の手数料は、発売額の25%です。
普通のチケットだと、払い戻し手数料は乗車券が220円、指定席特急券が340円、合計560円ですが、25%もの手数料がかかってしまうとなれば、数千円もの料金がかかってしまいます。
なるべくなら、キャンセルはしない方が良いです!
往復割引はなし
通常のチケットだと、片道601キロを超える区間は、1割の往復割引がありますが、えきねっとトクだ値には、往復割引がありません。
しかし、えきねっとトクだ値は、乗車券と特急券の両方が割引になっているので、往復割引よりもお得になっています。
特急の乗継割引がない
通常のチケットでは、新幹線と在来線の特急を乗り継ぐ時に、半額もの乗継割引が適用されますが、えきねっとトクだ値ではありません。
在来線の特急券を使う場合は、えきねっとトクだ値と通常の乗継割引とどちらがお得か、検討する必要があります。
学割が使えない
えきねっとトクだ値では、学割のサービスがありません。
しかし、通常の学割は乗車券が2割ほど安くなりますが、えきねっとトクだ値の方が、特急券も割引になっているので、えきねっとトクだ値の方が安いかも知れません。
えきねっとトクだ値はメリットの方が大きい
えきねっとトクだ値のデメリットと言える点はかなりありましたね!
しかし、デメリットというべき注意点を把握しておけば、メリットの存在の方が大きいですよ!
- 予約が早ければ早いほど安くなる(5%~50%引き)
- JREポイントがつく
- ネットから購入できるのでみどりの窓口などで並ぶ必要なし
とにかく安い!
何と言っても、安いに越したことはありません!
えきねっとトクだ値は、新幹線が安く乗れるというところが最大のメリットです。
割引率は、列車や区間によって違ってきますが、最大半額はかなり大きいです!
入会金や年会費がかからない
えきねっとへの会員登録は無料です。
年会費などの諸経費も一切かかりません。
会員登録だけして、しばらく放置していても大丈夫です。
きっぷ受取前の変更が自由自在
えきねっとで購入したチケットは、受け取り前であれば変更が自由です。
JR東日本や、JR北海道内でしたら、何度でも無料で変更することができます。
ただし、キャンセルの場合は、払い戻し手数料が320円かかります。
当日過ぎても、チケットを受け取らなかった場合は全額戻ってきません。
えきねっとトクだ値で困ったことがあればサポートセンターへ
えきねっとトクだ値は、ネット商品であるため、駅のみどりの窓口でサポートを受けることができません。
「えきねっとトクだ値」を申し込む時や、利用時に何かお困りのことがありましたら、下記へお問い合わせください。↓
さいごに
一度、えきねっとトクだ値を使ってしまうと、もう定価では新幹線に乗れなくなってしまいます。
えきねっとトクだ値を利用するには、事前に区間を調べたり、前もって予約しなければならないなど、少々面倒を感じることもありますが、安く新幹線に乗れるのであれば、これくらいの労力は厭わないでしょう。
割引率が高いので、まだえきねっとトクだ値を利用していない方は、是非会員登録をして、お得な旅を楽しんでみてください!


