BTSの曲『Life Goes On』が、『Dynamite』に引き続き、またしても米ビルボードのメインシングルチャート「HOT100」で1位に輝きました。
BTSのアメリカでの躍進が止まりませんね!
かつて、BTSのようにアジア系の男性が、アメリカや西洋人に黄色い声援を浴びせられるということは、皆無に近い状態でした。
東洋人の男性は、「世界で完全にモテない人種」だったのです。
それが今では、韓国のBTSのファンが世界中に広がっているなんて、快挙どころか歴史的1ページに刻み込まれるのは間違いありません。
本記事では、BTSがなぜアメリカや、アメリカの若者たちに人気があるのかについて迫っていきたいと思います。
アメリカでのBTSの知名度は地域によって異なる
BTSは、アメリカで人気のテレビ番組に多数出演経験があります。
代表的なところでは、
- 『American Music Awards』
- 『ジミー・キンメル・ライブ!』
- 『エレンの部屋』
- 『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』
などの視聴率の高い番組に招待され、BTSの知名度はアメリカでうなぎ登りになったことは間違いありません。
しかし、アメリカと一言で言っても、国土の広さはさることながら、人口は約5億人、人種に関しては「るつぼ」と言われているくらいの多民族国家です。
そのような、主義や主張の多様性が幅広い国の中で、流れる音楽も多種多様なのです。
なので、その中の一部にK-POPがあるというだけなので、アメリカ全土でBTSの知名度があるかと言われれば、高いとは言えないのではないでしょうか。
BTSのアメリカ人気は社会を変えた!
しかし、BTSは、アメリカでの人気を証明しました。
そこに疑問の余地はありません。
今までのアメリカでは、マッチョでワイルドな白人男性か、人種問わずセクシーさがどうしても求められてきましたが、その価値観も変わってきて、BTSのように、繊細でかわいい男の子感も受け入れるようになってきました。
しかし、BTSにもジミンのようにセクシーな男の子もいますけどね!
ジョングクのミルクを飲むシーンに釘付け!
『Dynamaite』のプロモーションビデオの冒頭では、ジョングクが牛乳を飲む場面がありました。私もかわいい!と思いましたが、やはりアメリカ人もそう思ったようです。
今までだったら、カッコよくお酒あたりを飲んでいたと思いますが、ミルクって!という感じで、とても印象的でした。
そんな、かわいい彼らですが、ステージに立たせたら、歌唱力もダンスも超一流です。
アメリカなどの欧米諸国のスターたちと同等レベルです。
あのアリアナ・グランデやエド・シーランのような旬のスターをしのぐパフォーマンスなんです!
アメリカのArmy(BTSのファン)の熱狂も凄まじく、音楽が喝采でかき消されるほどです。
BTSもびっくり!アメリカ人も韓国語で歌っている!
これまた以外ですが、アメリカ人は、歌詞の韓国語が分からなくても関係ないらしいのです。
曲と韓国語の音が合っていれば、それだけでかわいいし、ノレるということなのです。
確かに、日本人も、英語の音楽を聞いて、発音も聞き取れないし、意味は分からなくても慣れ親しんできているのですから、同じことなのでしょう。
BTSはアメリカの老婦人をも夢中にさせた!
若い頃にビートルズに熱狂していて依頼、特に夢中になる人がいないまま70歳を迎えたアメリカ人の老婦人の話は大変興味深いです。
すっかりBTSの虜になってしまい、韓国語を勉強し、ミュージックビデオを見まくり、コンサートにまで訪れる程のファンになってしまったそうです。
人種や宗教、年齢に関係なく虜にさせるBTSは、アメリカ社会を大きく変えた功労者です。
BTSはアメリカで人気ないは嘘?
こんなに、アメリカで人気のBTSなのに、ネットでは、NYのスタジアムがガラガラだったので、実は人気がないのではないかと噂されていましたが、全くの誤解で、全席が埋まり、アリーナ側も完売したとのことでした。
しかし、アメリカはご存知の通り、とても広い国です。
ロサンゼルス周辺では、BTSの知名度は結構あるらしいのですが、日本と同じでK-POPを知らないアメリカ人など山ほどいると思うので、州などによって、知られ方が違うのは事実でしょうね。
だからと言って、人気がないということとは繋がらないと思います。
BTSのビルボード1位も嘘じゃない!
BTSのアルバム『LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’』が、アメリカの週間アルバムチャート「ビルボード200」で初登場1位でした。
正に韓国人では史上初の快挙です。
同じ東洋人では、かつて坂本九の『スキヤキ』は1位を取ったことはありますし、韓国人のPSYの『カンナム・スタイル』は2位を獲得したことはあります。
続いてBTSも、実に輝かしい成績を残しました。
ビルボードで1位を取るということは、アメリカで正真正銘人気があるということを意味しています。
つまり、アメリカでの人気は本物だということです。ランキングを決める指標は下記の通りです。
- CDやダウンロードの売上
- ラジオのオンエア回数
- 音楽ストリーミングサービスでの再生回数
- YouTubeなど動画サイトでの再生回数
アメリカ全土で、これだけBTSの音楽が流れていたなんて、結構スゴイことですよね!
BTSのアメリでの反応は絶好調中!
アメリカでBTSが認められたということは、英語とか韓国語とかなどの言語に偏見を持たなくなった現れであり、その音楽や曲そのものを評価し始めた結果だと思います。
そして、BTSというグループ名や、それぞれの曲の歌詞には、「若者に向けられる偏見や抑制から、自分たちの音楽を守る」というメッセージが込められていますので、今、まさに現代に生きる若者たちの苦悩とマッチしており、BTSの魅力はアメリカの人々の心に響いているのでしょう。
BTS自体が魅力となり、音楽の中に投影されているのです。
BTSのアメリカの人気順には個人的に驚き!
アメリカでの、BTSメンバーの人気ランキングですが、私的にはとっても以外な結果となりました。
1位:ジョングク
2位:ジミン
3位:シュガ
4位:V
5位:J-HOPE
6位:RM
7位:ジン
1位のジョングクと、2位のジミンあたりは、日本や韓国のランキングでも上位をキープしており同じなので納得ですが、長男のジンが最下位なんてヒドイ!って感じです!
あんなに、背が高くて、肩幅も広くてスタイルが良くて、ハンサムで面白いのに、アメリカ人は、そこのところまだ理解していないのではないでしょうか!
実際はと言うと、BTSのメンバーは、1人1人が個性的で魅力的なので、甲乙つけがたいんですけどね。
↓とにかくカッコ良くて凄いから聞いてみて!↓
BTSのアメリカや世界人気は不動なものに!まとめ
BTSの音学は、アメリカやイギリスなどの欧米諸国と肩を並べるほどグローバルになりました。
極端な話、アメリカで1位を獲得し、人気があるということは、世界で1位を取ったのと同じことなのですから!
これからも、BTSの持ち前の努力と、飽くなき音楽の追求を持ってすれば、アメリカや世界の人気を持続させることができるのではないでしょうか!